日本政策金融公庫(政策公庫)の審査
日本政策金融公庫(政策公庫)ノウハウ


平成20年10月10日


日本政策金融公庫(政策公庫)の審査についてですが、ほぼ、旧国民生活金融公庫と同じだと思ってください。現段階(統合当時)においては、審査基準については、何とも言いがたいです。但し、審査基準が厳しくなる可能性は否定できないでしょう・・・。

数ヶ月、いや数年してみないと何ともいえないと思いますので、各自、今後の状況を追っかけていきたいものです。今後は、このサイトや私のメルマガ等で解説していきたいと思います。


審査の基準は、これまでと同様、総合的な視点によって判断されるはずです。
特にこれから創業される方は、やはり自己資金が重要になるのではないでしょうか。

また、具体的な事業プランがあるかどうか?も重要です。
精神論ではいくらでも主張できます。

・売上は月商150万円を何としてでもがんばります!
・利益はできるだけたくさん出します!

こういうことは誰でも言えます。
重要なのは、具体的な根拠のある説明です。


さて、
具体的な手続きの流れについて簡単に触れておきましょう。
これについては旧国民生活金融公庫(国金)とほぼ同じです。


1.問い合わせ
 ・融資制度、申込手続き等の問い合わせは電話でもできます。
 ・東京相談センター及び名古屋、大阪のこくきんビジネスサポートプラザに問い合わせましょう。


2.申込み・相談
 ・最寄りの支店で相談可能。
 ・最近2期分の決算書(個人営業の方は申告決算書)や創業計画書を
  お持ちいただければ、より具体的な相談に乗ってくれます。
  また、商工会議所、商工会、生活衛生同業組合、都道府県の生活衛生営業指導センター
  などでも相談に乗ってくれます。


3.申込み
 ・所定の借入申込書を提出。郵送も可能。
 ・また、ホームページでも申込の受付ができます。
  書類については、後日、提出することになります。

 ・借入申込書に添付する書類は一般的には次のとおりです。
  ※個人営業の方
    ・申告決算書 最近2期分(申告されている場合)
    ・見積書(設備資金を申込の場合)
  ※法人営業の方
    ・履歴事項全部証明書または登記簿謄本
    ・最近2期分の確定申告書・決算書
    ・最近の試算表(決算後6カ月以上経過しているか、または事業を始めたばかりで
     決算を終えていない方)
    ・見積書(設備資金を申込の場合)


4.面談
 ・企業概要書(はじめて利用される方)
 ・創業計画書
 (新たに事業を始める方や、事業を開始して間もない方。
  創業計画書は、公庫側で用意してますが、ご自身で作成しても構いません。)
 ・資金のお使いみちや事業の状況(計画)などについて質問されます。
  準備する書類は、営業状況(計画)や資産・負債のわかる書類などです。
 ・店舗や工場を訪問することもあります。


5.融資
 ・融資が決まりますと、借用証書などご契約に必要な書類が送られてきます。
 ・契約手続きが完了しますと、融資金は、希望の金融機関の口座へ送金されます。


6.返済
 ・返済は原則として月賦払いです。
 ・返済方法は、元金均等返済、元利均等返済、ステップ返済など。



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